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2018年2月22日木曜日

映画『ベイマックス』の感想

■映画『ベイマックス』の感想





http://www.disney.co.jp/movie/baymax.html

☆作品概要


マーベルコミックスのヒット作「BIG HERO 6」を基に、ディズニーが放つアドベンチャー。架空の都市サンフランソウキョウを舞台に、並外れた頭脳を持つ少年ヒロが、生前に兄が開発したロボットのベイマックスと一緒に死の真相を暴こうとする。メガホンを取るのは、『くまのプーさん』のドン・ホールと『ボルト』のクリス・ウィリアムズ。随所にちりばめられた日本のカルチャーへのオマージュに加えて、白くて大きな体を持つベイマックスの愛らしさにも注目。


☆作品の感想

アメリカのような日本のような、ちょっと変わった場所から物語は始まります。この作品の内容を一言で表すなら、「ロボット・ヒーローものアニメ」ですね。

宣伝では兄弟の絆を描いたような話だと思いがちですが、蓋を開けてみればマーベル・コミックお得意のアクション満載映画でした。

主人公のヒロくんの頭の良さはピカイチ。その知識をふんだんに駆使して、仲間をスーパーヒーローになるための手助けをします。原題は『ビッグヒーロー6』なので、ヒロくんを含めた5人と1体がスクリーン上で大活躍。

先ほどお話しましたとおり、舞台が日本のような場所なので、ところどころ日本に対する勘違いが含まれていて面白いです。やたらと招き猫がありますしね(笑)

それに、カーチェイスの時に律儀に信号機に止まってしまうシーンには爆笑してしまいました。外国では(特に歩行者)信号機を無視することって頻繁にあるらしいですよ。

序盤で兄のタダシくんがいきなり死亡してしまいますが、これはちょっと展開が急で戸惑いました。はっきり言って無駄死にだったので、子供向けの映画にしてはかなりシビアなんじゃないかと。

…とはいえ、不満があったのはこの点くらいなので、後は頭を空っぽにした状態でとことんアクションを楽しめる内容になっていると思います。

しかし近年のCGアニメの躍進は素晴らしいですね。昔は動きが雑で、キャラクターを目で追うのが苦痛でしたが、今では違和感なく見ることが出来ます。

ポケモン問題じゃないですが、こうしたCGアニメは目に対する負荷が大きいので、映画を観終わる頃には目がチカチカする時があったりします。

この『ベイマックス』は比較的柔らかい色の表現なので、それほど目に負担がないのが素晴らしいです。

ディズニーアニメは『アナと雪の女王』からもお分かりの通り、こうしたCGアニメに力を入れている感じですが、伝統の手書きを一旦保留にした英断は大成功だったと思います。

もちろん、功労者であるジョン・ラセターさんの手腕によるところが大きいのは間違いありませんが、やはりピクサーの成功は見て見ぬフリができなかったといったところでしょうか?

映画『ベイマックス』は、個人的に二作目に期待しています。原作をまったく知らないので、この先の展開がどうなっているのか分かりませんが、「知らないメリット」もあるので続きがとても気になる感じです

一作目で終わるのは正直困りますよ~😭『アナと雪の女王』も続編が決定しているみたいなので、こちらもお願いしたいですね!
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